こんばんは、店長の関です。
先週末よりお盆休みがスタート。
ご先祖さまを迎えにお墓に行かれた方が多いのではないでしょうか?
さて本日は、前橋に帰省していた奈良県在住の岡部太郎さん夫妻がお店に遊びに来てくれました。
以前、岡部さんのお姉さんが来店された際に、その存在を知りすぐに紹介して頂き、その後メールでやり取りをさせていただいていましたが今回初めてお会い出来ました。

岡部太郎さん(写真中央)と奥様。
岡部さんは、財団法人たんぽぽの家に所属していて、障がいのある人たちがアートを仕事に出来る環境作りを支援する「エイブル・アート(障がい者アート)・ムーブメント」の活動をされています。
「エイブル(=可能性)アート」とは聞き慣れない言葉ですが、海外ではアートの1つのジャンルとして確立されているそうです。日本でも岡部さんのような方の地道な活動により、少しずつ広がりをみせています。
私はアートの事は詳しくありませんが、岡部さんに紹介していただいた作品群をネットで検索してみると、なんとも言えない表情豊かな「人」や「動物」の絵が画面に飛び込んで来て一瞬で魅了されました。
そこには「障がい者の作品だから贔屓目にみる」という意識は皆無、「単純に好き」になりました。
この活動により様々なビジネスが生まれています。例えば、靴下専業メーカーはこのアート作品をプリントした靴下を制作し、当該施設窓口で販売しているのですが、一般店では新宿伊勢丹メンズ館のみで扱っているそうです。エイブルアートを正当に評価し、その商品にふさわしい場所として一流店を選んだわけです。
因みに、1足3,000円以上するそうですが売れ行きは順調との事です。
エイブルアートは正に様々な可能性を秘めています。
Wandervogelでは、今秋にエイブルアートの作品展を企画しています。
ご期待下さい。
※岡部太郎さんの活動が詳しく紹介されているウェブページ。
お店は明日、明後日は定休日となります。
また、お会いしましょう。