こんにちは店長の関です。久しぶりの登場です。日頃よりブログを読んでいただきありがとうございます。普段のブログではスタッフ岡野がお店での日常を写真を添えてお伝えしていますが、それに加えて今後は私も定期的に発信していきたいと思います。テーマは「普通の生活」について。私は子供の頃から「普通」という言葉に親しみを持っていました。確か小6の卒業文集で将来の夢の欄には「普通の事務員」と書いた記憶があります。普通を辞書で調べると「ごくありふれたもの(こと)」という意味です。これはインテリアでいうところのアノニマスデザインに近いかもしれません。作者は不明ですがそれが広く知れ渡ってやがてスタンダードになっていく。例えばイスらしいイスのかたち。。。普遍的なものに魅力を感じます。一方、生活環境により人それぞれ「普通」と思うツボが違うのも面白いところです。つまり「普通」とはその人の「個性(ライフスタイル)」を反映しますので、さまざまな「普通」があります。私の好きな本に「普通の生活」というエッセイ本(1984年刊行)があります。著者は景山民夫さん。この中には景山さんが経験した普通の出来事が書かれていますが、これが明らかに普通じゃない。例えば、ネッシーに会う為にネス湖に8回も行ったり、シトロエン2CVを素晴らしく遅い車と評して愛用したり・・・。私からみてそれは非日常の世界でしたが、読み進めるうちにすぐに「景山さんの普通」に魅了されてしまいました。お店で扱う商品もWandervogelにとって普通の商品ですが、これが皆様にとってワクワクするものであればいいなと思います。次回から、私自身が普通だと思う商品を具体的に紹介していきたいと思います。
