こんにちは店長の関です。いよいよ連休の後半がスタートですね。私は元気に店番をしたいと思います。
さて、昨年末のブログにてワンピースを読んでいると紹介しましたが、その後順調に航海を続け、遂に最新刊(73巻)までたどり着きました。本当に面白かったです。ワンピースがジャンプコミックスに登場してから17年。その間のストーリーを数ヶ月で体感してしまったが為に、この先はオンタイムでのスロー進行になってしまうことへの(「タモロス」に似た)寂しさを感じています。実に壮大なスケール感と伏線。このままでは200巻は確実に超えるでしょう。未だワンピースを読んでいない人がうらやましいです。
さて、今回はバックについて書きたいと思います。現在、日常使いしているバックはFREITAG(フライターグ)のBEN(F77)。勤め始めてから18年。今迄の仕事バックの変遷は、グレゴリー→ドイツ製の黒革アタッシュケース(頂き物)→エルメスのトート→ブリーフィングB4ライナーそして現在に至ります。鞄は大切な中身を保護しながら持ち運ぶもの。当然堅牢度が高いことが重要ですが、私自身、ここ最近はそれに加え「持っていてワクワクする!」ということを重視しています。そこで選んだのがフライターグ(FREITAG)のバック。
フライターグはスイス生まれのバックメーカー。フライターグ兄弟が2人で創業し、欧州で走っているトラックの幌(古くなったもの)を主な素材に使い、1個1個手作り(ミシン)で製造されています。日本で初めて紹介されて今年で20年になります。ヨーロッパではメジャーとのことですが、広告宣伝を一切やらないこともあってか国内での認知度は低いかもしれません。
Wandervogelをスタートする際、そのコンセプトに惚れ込み取り扱いを熱望し、念願叶い販売しています。フライターグの商品は専用の什器に1個1個収まって展示販売されています。当店では4列12段しかないですが、その棚がずらっと並ぶと壮観です(国内では銀座と渋谷に直営店で見ることができます)。街でフライターグを持っている人に出会うとなぜか親近感がわきます。見知らぬ人なのに思わず話しかけてしまいそうになります。「世に出ている絶対数が少ないから出会うと嬉しい」のかも知れませんがそれ以上に、(同じデザイン柄は存在しないからこそ)使っている人の個性や魅力をバックが写しだしているようで、単に鞄の役割を超えた自身の分身のような存在です(所有してみると分かります)。
※現在、使用しているBEN(F77)
店が2周年を迎えたのを機に、店に展示してある商品をすっかり入れ替えしました。フライターグファンの方、そして初めて知った方も是非現物を触りに遊びに来て下さい。あなたの分身が待っているかもしれません。
終