こんにちは、関です。少し間が空いてしまいました。先日、小山薫堂さんの講演会に参加しました。以前からファンであり、その仕事っぷりを一方的にチェックしていた私は小山さんが前橋に来ることを心待ちにしていました。そして直接お話し(講演)を聞き、今まで思い描いていたイメージと実際感じた印象がイコールであったことに感激しました。小山さんは日本を代表するクリエイターであるのに、いつまでも普通っぽさを失わないところが好きです。
さて、今回はラグについてです。「気に入ったラグが見つからない!」という方は案外多いのではないでしょうか?そんな方にはファイバーアートステューディオの「RUG&CARPET 101 COLLECTION」がお奨めです。「気持ちよさ」をテーマにファイバーアートステューディオは国産に拘り製品開発を行い、厳選した素材をハンドタフテッドといわれる国内では希少な製法で1枚1枚丁寧に作っています。その製品は高く評価されており、金沢21世紀美術館のラウンジにも敷かれています。自宅ではキャラメルという綿100%のラグを使っています。その踏み心地はフワフワで素足で歩くと気持ち良く、寝転んでもしかり。
見た目だけで言うと、擦り切れていい味の出ているアンティークのペルシャ絨毯をダイニングセットの下に敷くというエルデコの表紙を飾るようなインテリアもいいですが、やはりラグは踏み心地を重視して選びたいものです。
素材は天然素材が良く、特にシルクが最高です。ただし、シルクは1㎡(100×100㌢)あたり10万円オーバーという価格設定のため心の準備及び購入のための綿密な計画が必要です。お店にシルクのカットサンプル(10×10㌢)がありますがそのやわらかさに驚嘆します(是非お試し下さい)。シルクの次におすすめなのはウールです。ウールは天然素材の中でも万能選手です。耐久性、弾力性、湿度調整、抗菌力、触り心地等に優れています。また、今くらいの時期はジュート(麻)もお奨め。ちょっと固めな感触は素足との相性もいいでしょう。
インテリア雑誌等の影響で「ラグ=お洒落インテリア」みたいなイメージがありますが、気にせずにお気に入りの場所(スペース)に必要なサイズを敷けばよいと思います。これだけで日々の暮らしがちょっと楽しくなります。例えば玄関マットもラグの一つ。以前伺ったお宅の玄関マットが素敵だったので「どこのですか?」と尋ねたところ「鍋島緞通」と嬉しそうに教えてくれました。この方はきっと出かける時と帰ってきたときこのラグを通過する度に和んでいることと思います。
ラグ同様にファイバーアートステューディオではホームファブリックにも注力しています。特にお奨めは超長綿カシミヤガーゼケット。マシュマロのような柔らかい感触はクセになります。うちでは子供用にハーフサイズのものを2枚使用しています。多少値は張りますが、その分「ずっと使い続けるぞ!」という気持ちにさせてくれます。今の時期、エアコンの効いた室内で仕事をされている方にもおすすめです。
ラグ キャラメル(No.4) 32,550円/㎡
超長綿カシミヤガーゼケット(ハーフ) 13,650円
※何れもWandervogelにて取り扱い中です。