こんにちは関です。先日お店の前で外国人女性(60代?)に声をかけられました(英語で)。注意深く聞き取りした結果、どうやら「店の前に置いてある椅子を使ってもいいか?」との事。私は満面の笑みで「Yes!!」と答えました。さらに聞き進めていくと、その方は英国から来て2ヶ月間前橋に滞在予定らしい。私はすかさずその椅子を指差し「Any time OK!!」と付け加えました。ひと仕事終え、その方のバックに目をやると、何故かなすの苗木が入っていました。「Why?」と更に突っ込みたかったのですが「なす」の単語が分からなかったので諦めました。「(英語を)普通に話したい!」と切に思いました。

 今回はStool(スツール)について。スツールとは「背もたれのないイス」のこと。シンプルな形ゆえにイスとしてだけでなくテーブル、オットマンや脚立など様々な役割をこなしてくれます。現在、自宅にあるスツールはアアルトStool60スタンダードトレードの箱形の2台。大好きなイームズのウォルナットスツールは昨年、縁あって3台大人買いしお店に置いています。Stool60は照明の置き台として壁のコーナーに置き、箱形のスツールは猫のベットとして活躍しています。こちらはファブリック仕様なので引っ掻き傷でボロボロです(因にソファもボロボロです)。
 山の方の蕎麦屋さんに行き、丸太を大胆にカットした上にせんべい布団を置いただけのクラシックなタイプに出くわすと嬉しくなります。それこそ腰掛けられれば石や段ボールでもスツールになり得ます。木材をカットし自作しても良いかもしれません。
 スツールは手頃なサイズゆえにいくつも欲しくなります。Stool60などはスタッキング(重ね)が出来ますので4台くらい重ねて部屋の隅に置いたらそれだけで絵になります。実際には意味も無くそんな贅沢は出来ませんが、来客が多いお宅なら揃えておいてもいいかもしれません。
 とにかくスツールは絵になります。
 
 
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   奥  Stool60  23,100円(artek)※Wandervogelにて取扱い有
 手前 ORB-01A  35,700円(STANDARD TRADE)